海外移住前に絶対そろえたい!子どもにお勧めの日本語絵本・児童書

海外移住前に絶対そろえたい!子どもにお勧めの日本語絵本・児童書

海外で子育てをする日本人家庭にとって、子どもの日本語力の維持は大きな課題のひとつ。現地の学校では英語や現地語が中心になるため、家庭内で日本語に触れる機会を意識的に作ることが重要です。 その中でも、毎日手軽に取り入れられるのが「日本語の絵本・児童書」。親子での読み聞かせはもちろん、子どもが一人で読む習慣をつけることで、語彙力や表現力を無理なく育てることができます。 この記事では、海外移住前にぜひ持っていきたい、年齢別・目的別のおすすめ日本語絵本&児童書をAmazonのリンク付きで紹介します。

0歳~2歳向け|親子のふれあいを楽しむ絵本

はらぺこあおむし

カラフルなイラストとリズミカルな文章で、世界中で愛される名作。日本語版は語感も美しく、読み聞かせに最適です。
英語版は海外でもすぐに手に入るのと、子供のインターの課題で読むこともあり、一冊持っていると言語別の比較もできておススメです。


じゃあじゃあびりびり

赤ちゃんの「音」に対する興味を引き出す人気シリーズ。丈夫なボードブックなので海外生活でも安心です。
また、簡単なひらがなは就学前の読み書きにも利用可能です。


ごあいさつあそび

日本の赤ちゃん絵本の定番。親子のアイコンタクトを促す構成で、コミュニケーションの第一歩に。
海外生活ではどうしても日本語が弱くなります。まずは挨拶から日本語に慣れさせましょう。

3歳~5歳向け|言葉と想像力を広げる名作絵本

ぐりとぐら

料理を通して「分かち合い」の心を育てる絵本。やさしい文章と親しみやすいキャラクターが魅力です。
子供に面白いと思ってもらえた場合、同じシリーズの別の本も買って!と言われるのが定番です。海外では手に入りにくいので、セットで購入していくとよいでしょう。


しろくまちゃんのほっとけーき

日常生活にある出来事を通じて、語彙力や順序の理解を育てます。食べ物系絵本としても大人気。


ノンタンシリーズ

元気いっぱいのノンタンと仲間たちのやりとりを通して、日常のマナーや感情表現も自然に学べます。

小学校低学年向け|一人読みデビューにぴったり

はじめての世界名作えほん

海外のインター育ちの子供はももたろうなどの定番の昔話も知らずに育つことが珍しくありません。
将来漫画やアニメで日本語を学ぶ場合でも昔話をモチーフにした話は多いもので、読み聞かせや一人読みで学習しておくと日本語学習がスムーズになります。

ディズニー プレミアム・コレクションシリーズ

ディズニーアニメーションの物語を絵本にしたシリーズです。海外のインターナショナルスクールに通う場合でもディズニーの物語については定番。
学校で見聞きしたするキャラクターの絵本であれば興味を持って読めるでしょう。こまったさんシリーズ

食べ物をテーマにしたドタバタストーリー。語感がユニークで、日本語のリズムに親しみを持てます。

家庭での「日本語環境」をつくるために

海外で暮らし始めると、保育園や学校、友達との会話など、子どもを取り巻く言語環境の多くが現地語や英語になります。すると、日本語を話す・読む・聞く機会が急激に減り、語彙や表現力の衰えにつながることも。

そんな時に心がけたいのが、家庭内に「日本語で過ごす時間」を意識的に設けること。特におすすめなのが、親子で日本語の絵本を読む習慣です。

絵本の読み聞かせは、語彙力や読解力の土台を育てるだけでなく、

  • 日本語の語感やリズムへの親しみ

  • 感情や表現を学ぶきっかけ

  • 親子のスキンシップと安心感の形成

など、さまざまな効果があります。

海外で生活する場合子供の第一言語が英語になり、日本語が不自由になる可能性がありますので、出発前には、お気に入りの絵本を何冊か厳選して持っていくことを強くおすすめします。子どもとの「日本語の時間」を日常の中に取り入れ、心もことばも豊かに育てていきましょう。

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