
ブンタウ|ビーチとシーフードが楽しめるベトナムの港町
ホーチミン市から約100km南東に位置する「ブンタウ」は、ベトナム南部のバリア=ブンタウ省にある海沿いの都市です。かつてはフランス植民地時代の避暑地として栄え、現在ではホーチミンから日帰りや週末旅行で訪れる人気のビーチリゾート地として知られています。地元の人々だけでなく、外国人旅行者にもじわじわと注目を集めており、手軽に南国の海とリラックスした時間を楽しめる場所です。
特徴(Features)
■ ビーチリゾートの魅力
ブンタウには複数のビーチがあり、中でも「バックビーチ(Bãi Sau)」と「フロントビーチ(Bãi Trước)」が有名です。バックビーチは広くて清潔な海岸線が続き、泳ぐにもリラックスするにも最適。フロントビーチは遊歩道が整備されており、散歩や夕日鑑賞にぴったりです。
■ キリスト像と展望
ブンタウのシンボルといえば、丘の上にそびえる「キリスト像(Statue of Jesus Christ)」。高さ約32メートルの巨大な像の内部には階段があり、肩の部分まで登ることが可能。展望台からは街と海が一望でき、絶景を楽しめます。
■ 地元文化と歴史
ブンタウは港町としての歴史もあり、「ホワイトパレス(Bạch Dinh)」というかつてのフランス統治時代の建物や、仏教寺院「ニャットタイン寺」など、歴史的な建築も見どころです。地元の人々の暮らしが色濃く残る、どこか懐かしい空気も魅力の一つです。
食事(Food)
ブンタウは海沿いにあるため、シーフードが新鮮で美味しいことで有名です。おすすめの料理は以下の通りです:
バインコット(Bánh Khọt)
ブンタウ名物の一つで、小さなライスフラワーのパンケーキにエビを乗せて揚げた料理。新鮮な葉野菜と一緒に甘酸っぱいヌクチャムソースで食べます。シーフードBBQ
ビーチ沿いの屋台やレストランで提供される貝類、イカ、エビなどのグリル料理は、ローカルならではの醍醐味。リーズナブルでボリュームもあり、観光客にも人気。カインチュア(Canh Chua)
ベトナム南部の酸味のあるスープ。魚とパイナップル、タマリンドが入っていて暑い気候にぴったりです。
アクセス(Access)
■ ホーチミン市からの行き方
バス(約2~3時間)
ミエン・ドンバスターミナル(Bến xe Miền Đông)からブンタウ行きのバスが頻発。快適な座席付きのバスもあり、安価で便利です。高速船(約1時間30分)
サイゴン川から出発する高速船(Greenlines DPなど)もあり、海からの風景を楽しみながら快適に移動できます。やや高めですが、時間短縮に◎。自家用車・バイク
ドライブ好きにはバイクや車での移動も人気。国道51号線を通り、海沿いの道を走れば景色も楽しめます。